さすらいの焙煎士パンダ、もとい半田です。
ニュースを見る度に心がザワザワする日々が続いています。
変わらない、いつもの暮らしを続けていくことが、なかなか大変な時だと思います。たぶん、オトナが楽しそうに過ごしていたら、子供は安心してくれるような気がしますし、なんだかうまくいく気がします。自分の周りや自分自身がザワザワする時こそ、オトナは珈琲を飲んでどっしりかまえてみてはいかがでしょう。
2022年3月のさすらい焙煎は3/21~25 茨城県は鹿島の海沿いの町へ。
その昔、防人や武士が旅立ちの際、道中の無事を鹿島神宮に祈願したことから旅立ちや門出を「鹿島立ち」というそうです(知らなかった・・・。)
2022年度のパンダ焙煎士も新たにスクッと鹿島立ちをすべく、鹿島神宮・香取神宮へ参拝してまいりました。神話の神様を祀る神社の中で、「神宮」と呼ぶことが許されているのは伊勢・鹿島・香取神宮の3社だけで、格式の高さは別格だそうです。両神宮内ともに、なんだかピシッと背筋が伸びる感じでした。
鹿島・香取両神宮内には「要石」と呼ばれる石が祀られおり、これもまた神秘的。この要石。地表にでているのはほんの少し、大きくない石(高さ約15cm、直径約40cmくらい)なのですが、地下部分が大きすぎて「決して抜けない」のだそうです。(黄門様が七日七夜掘り続けてみたけれど底が見える様子がなかったと記されているようです。抜いたらダメだよ、黄門様。)
その昔 地中に住む大鯰が暴れると地震が起こると考えられ、その大鯰を押さえつける為に、鹿島・香取の両神様がこの要石で大鯰の頭から尾を釘のように刺し通したと言われているそうです。1885年・安政の大地震の際は地震発生が10月(神無月)であり、鹿島の神様は出雲に出かけて留守の為地震が起きた、という噂が流れたそうです(なんだか説得力有)
要石に向けて、「世界中の大鯰たちをしっかりがっちり押さえといてください。」と強めに祈願してまいりました。
そして、鹿島といえば「鹿島タコ」 パンダはタコイカの類が好物でして(笹食え、と言わないで。)
「鹿島たこ刺し定食」を、抜かりなくいただいてきました@魚吉食堂 51号を走行中、「ここ美味しいお店だわ!」という勘が働き、(こういう時の動体視力はハンパない道産子)Uターンかましてささっと入店。はい、大当たり。歯ごたえのある力強いタコをいただくことが出来ました。(満足)ご馳走様でした。
3月のpandaブレンド「鹿島ブレンド」
鹿島立ちの3月。少しだけ気合を入れるよう、薫りが強めのブレンドにしました。
深めのエチオピアとグァテマラをベースに加えた薫り高系のブレンドとなっております。
是非お楽しみください。
次回の焙煎は4月中~下旬を予定しています。季節の変わり目、皆様ご自愛くださいませ。