例年よりも早い梅雨入りが予想される今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さすらいの焙煎士パンダ、もとい半田です。
2023年5月の焙煎旅・5/26~6/1
2023年5月のさすらい焙煎は、
「米があればNP」「蕎麦好きに悪人なし」という、パンダ家家訓の2点を兼ね備えた場所・
新潟県へ。
今回のさすらい旅では人生初の「湯治」を体験してみました。
くぅぅぅぅー。
成熟したオトナ、そして素敵シニア感満載ではないですかー。
どこがどうだかはわからないけれど何だかなんとなく毎日不調だし、なんだかいつもどこかが痛いし、あいたたたた・・・な部分が増えてきた60代。
ここはひとつ湯治で自分を整え、いい感じの身体と気を手に入れてから焙煎をしてみようではないか!
それ、魅力! かなり魅力!
そうだそうだそれがいいではないか!!!の試みです。
湯治に選んだ場所は以前から気になっていた「新潟県魚沼町・栃尾又温泉」
パンダのオススメ
新潟県魚沼市「栃尾又ラジウム温泉」
営業時間 1月1日~12月31日 8:00~18:00
(最終受付17:30)
年中無休(メンテンナンスの為の臨時休業有です。)
こちら、世界的にも数少ないラジウム泉。
開湯はなんと奈良時代、歴史がハンパない温泉地です。
ぬるいぬるいお湯(だいたい35℃位)になるべく長く浸かる「長湯」という入浴方式が伝承されるこの温泉は、
別名「不感の湯」とも呼ばれ、温泉に入っていることを(本当に)忘れてしまう、正に「不感になれる」不思議な温泉。
一度入湯するとずーっズーットとぼーっとボーットお湯につかっていられるのです。
いつもはカラスの行水タイプのワタクシでも、です。
温泉の水音だけが聞こえる中、お湯の中でふわぁと身体が軽くなり、ふと気づくと1~2時間が過ぎていくのです。
ゼログラビティとはこのことかぁぁぁ。これが相当に心地よいのです。
栃尾又温泉での一日
朝 :起床後に入湯。朝の一回目。
朝ごはん+休憩 午前中入湯×2回ほど。
その都度お昼寝 (お昼ご飯はなし。)
午後:軽くお散歩、読書なんかの休憩をはさみつつ、入湯×2回ほど
夕刻:夕ご飯+軽くゴロゴロ休憩+入湯
夜 : あとはもう、寝るだけ。就寝
天国か、ここは天国なのか。
今回は二泊三日の短いプチ湯治でしたが、効果有。しかも絶大。
むしろ効果大。
なんとなく痛かった、なんとなく滞っていた身体がスッとすっきりしました。
お疲れの方、忙しい毎日に気持ちがざわざわしている方、プチ湯治是非オススメです。
あっ。忘れてはいけない栃尾又温泉の素晴らしい所がもうひとつ。
ごはんが美味しい。これ、大事。
さすがの米どころ新潟。とにかくごはんが美味しいです。
新潟県上越地区から下越地区・阿賀町へ
プチ湯治の後は、新潟県上越地区から下越地区・阿賀町へと移動。
気合十分整った身体でいよいよ焙煎です。
今回は角神湖畔・森の中焙煎です。
今回の焙煎場所は、
コテージ受付の方以外、誰にも会わない誰もいない広い広い森の中(なんと貸し切りでした)で、
いつもの焙煎機を回しました。
静寂の中、カラカラカラと焙煎機の回る音だけが響く森は、他の森とは違うなんだか幻想的な場所。
ここ阿賀町は「麒麟山」という山の麓に位置している町。
その昔、毎晩のように山から狐の声が聞こえ、狐火(鬼火)が見られた為、
「狐の嫁入り」伝説が残っている場所でもあります。
焙煎中、なにかがフッと目の前を通り過ぎていったような感じが何度となくありました。
もしかしたらお狐さんが焙煎の様子を覗きにきていたのかもしれません。
5月のpandaブレンド「新潟ブレンド」
広い広い森を期せずして貸切ってしまった解放感満載焙煎です。
そして、もしかしたら焙煎に興味を持ったお狐様が見守ってくれていて、もしやもしやのご利益がある珈琲豆かもしれませんw
是非お楽しみください。
来月6月はPanda Coffee3周年記念月です。
無事3周年を迎えられます。ありがとうございます。
ささやかではございますが、記念イベントを準備しております。
来月の焙煎は6月下旬を予定しております。
ご縁がありましたら、またよろしくお願いいたします。