2022年11月・島根県出雲大社へ行ってみたいところに行ってみようシリーズ

さすらい焙煎旅パンダ珈琲

さすらいの焙煎士パンダ、もとい半田です。

11月ですね。あの、毎年いつも、つい、うっかり口にしてしまう「もう年末だってさー。1年って早いわぁ。」の台詞が飛び交う季節ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。朝晩少しづつ冷える日が増え、いつもの珈琲に温めたミルクなんぞを加えていただくのが美味しい季節となりました。是非、珈琲で暖をとってみてください。

 2022年11月・14回目のさすらい焙煎は11/6~11/13 行ってみたい処に行ってみようシリーズ・島根県編です。

島根といえば出雲の国。神話の国と言われるだけあり、至る所に神社が鎮座していました。この時期、全国の八百万の神様が、人々の幸せの御縁を結ぶ会議「神議」を行う為、出雲大社に参集されるそうです。(zoom会議ではないようです。)そのため、出雲では旧暦10月を「神無月」ではなく、「神在月」と呼びます。沢山の神様が集結していることから、この時期の出雲大社では、縁結びだけではなく、仕事・金銭・人間関係等々、様々なご利益を受けることが出来るとのこと。(あやかりたい。)そんな超パワースポット11月の島根、そして焙煎前夜は442年ぶりの皆既月食の日。 今回はそんな島根でご利益と、フツフツとみなぎるパワーを授かった焙煎となりました。理由はわかりませんが(鋭意調査中)いつもより火加減がすんなりとバッチリ決まり、珈琲豆の熱通りもスっとしっかり。なんだかとても良い具合でいつもより短時間で綺麗な焙煎が出来ました。なにやら神様のお助けがあったのかもしれません。ありがたや。

 初めて訪れた島根。まずは出雲大社へご挨拶。とにかく「大きい」の一言。御本殿も大注連縄も、とにかく大きい。言わずもがなではありますが、とても気持ちの良い、荘厳な、背筋がしゃんとする場所でした。ありがたや。

 国宝・松江城では、お城をぐるりと囲むお堀を、屋根付き・こたつ付きの小さな船で回りました。平日でも激混みの人気スポットのようです。出雲といえばの出雲蕎麦。三段重の赤い丸い重箱に入った割子蕎麦をしっかりいただきました。(江戸時代の出雲では野外でお蕎麦を食べる為にお弁当の重箱(割子)にそばを入れて持ち歩いたそうです。素敵♥)ちょうど新そばの時期でしたので香り歯ごたえ良の美味しいお蕎麦でした。

 島根最終日は足立美術館へ。日本庭園ランキングで19年間連続一位を受賞している日本庭園(大パノラマとしか言えないド迫力のお庭です!)と横山大観や北大路魯山人等日本の文化・芸術を一度に鑑賞できる、なんだか見どころが多すぎてクラクラする素晴らしい美術館です。庭園も展示作品もとにかく圧巻の一言。あっという間に何時間も経ってしまう足立美術館。島根の推しです!

島根・出雲ver

日本百景にも数えられる宍道湖を見渡せる高台で焙煎をしました。いつもよりも全てがすんなりと進んだ不思議な焙煎時間でした。もしかしたら珈琲好きな神様がお手伝いしてくださったのかもしれません。是非お楽しみください。